蟹退治日記 (神経内分泌がん治療記)

ドイツでの神経内分泌がん治療の日々を通して見たこと聞いたこと考えたことを綴っていきます。

中間検査

現在抗がん剤を受けているのだが、その効果を見るための中間検査が先日あった。超音波検査と血液検査。検査結果によると腫瘍は若干小さくなり、腫瘍マーカー値も下がっていた。医者曰く、期待していた通りの効果が出ており、抗がん剤は継続するとの事。方向性は間違っていなかったようで、まずは一安心。この調子でがんの勢いを無くして、次の治療につなげなくては。

 

私の受けている抗がん剤はカルボプラチン+エトポシドというものだ。1クールは月に三日。一日目は4時間、二日目と三日目は2時間かけて点滴を受ける。それを6クールで合計6か月。外来で済むので助かる。

 

私の場合、副作用は抗がん剤を受けて2-3日後に出てくる。初回はかなりきつかった。38度を超える熱が出て、頭痛や軽い吐き気があり、倦怠感が凄かった。何もやる気がせず、丸一日ベッドに横になって過ごした。しかし2クール目はびっくりするくらい軽くなった。今週3クール目を受けたのだが、今回も熱は無し、軽い倦怠感があるくらいで、日常生活に大きな影響は無い。見た目に分かる副作用はハゲくらいなものか。ヒゲも抜けてかなりつるんとしてしまったが、眉毛はしぶとく残っているのがありがたい。頑張れ、眉毛。

 

このところドイツもようやく夏っぽくなってきた。

日が長くなり、暖かくなった。

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陽を浴びながら散歩していると、体に力が満ちてくるような気がする。

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そう、その調子。